自分の課題は自分の課題

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会社勤めをしている人は一度は出会う「上司」。 私自身も何人もの上司に出会ってきた。そしてもれなく「不満の対象」になる上司にも 出会う事になりました。 今は上司でも部下でもないポジションで、どちららかというと、上司、部下どちらの聞き役でもあるので 先日、部下ポジションの方の話を聞いていた時の事 部下:「主任が全然仕事してくれないんです。もっと仕事をしてほしい」 私:「そっか。どれだけやれば【仕事している】と言える?時間の長さ?物量?」 部下:「・・・。」 私:「でも、あなたが一旦そう思ってた事は理解したから、改善出来る事がないかは考えるね」   「ちなみに、あなた自身は [仕事している]と言える?」 部下:「言えます」 私:「誰に言われたの?」 部下:「自分でやってるって自信があります」 私:「じゃあ、さっき話にでた主任が[私は仕事してます]って言ったらそれでいいかな?」 部下:「いや、それは…」 この[部下]は自分を大きく見せようとする癖があり、周囲にも攻撃的な態度をとる事がありこのような流れになりましたが、 【私が上手く働けないのは上司等の環境のせいが100%】と捉えている人は少なくない。 でも人の問題と自分の問題は別である事に気が付かないと、職場の中で厄介な存在になってしまう。 またこの部下はこの思考が私生活にも支障が出ている(本人は気が付いてないが) 【子供の頃に両親から厳しくされてた反動で今、自由にお金を使いすぎてしまう】 厳しくされた事と、今お金を使いすぎてしまうのは別の話。 厳しくしたのは、親の問題。お金を使うのは自分の問題。 たくさんの人と話す中で人間の思考の大枠は幼少期に決まってくるのかなと感じているが、 大人になった時に、「では、どうすればいいのか」と考える事が増えれば、このように 周囲に攻撃的になる事もないように思う。 導く側は、タイミングはいつ訪れるか分からないが、「これから先は自分がどうするかで決まる」事を、 与え続けていけなければならない。 「そんなの大変」と思わずに。 大変なのは[変わらない事で生きづらくなっている本人]であるから。 続きを読む

雑な指示で生産性が落ちる

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会社のNo.2からの指示は常に壮大 雑であり一方的なので、解釈に時間がかかる ようやく解釈して仕上げたものを3秒で「違う」と一喝する 初めは、私自身のスキルが追い付いていないだけと思っていた でもここ数年、どうやらNO.2から直接指示がある人はみんな同じ認識だった事が発覚 そのうち、「こんな事言われたんだけど、この解釈で合ってると思う?」 の答え合わせが始まるようになった 分からないならその場で聞き返せばいいじゃんと思うのだが、 「聞き直せない空気」を持っている(シンプルに恐怖)ので、人によっては聞き返せない。 それによって最終までに時間がかかり、時間がかかった上にNOを出されてやり直す。何がNOなのか理解出来ないまま修正するからNO2連ちゃん 私達側にも「言ってる事が訳分からない人。」が完全定着 女子率も高いので「またこんな事言ってたよ~分からないね~」と ただでさえ生産性に欠ける指示に重ねて生産性のない愚痴を言っていた 私は何がしたかったのか? 仕事 楽しく愚痴大会をしたいのではなく楽しく仕事がしたいんだった 分からない事は怖いけど聞こう。 怖くしているのは相手であって、私は冷静に「私も受け取る工夫をします」 だから「あなたも伝える工夫して下さい」 「すいません。先ほどのお話の中で見やすく作れとの事でしたので、 必要な情報だけに絞った方がいいと思うのですが、最低限載せたい情報はどれですか?」 「・・・・ん?あ~これと、これと、これ」 「その3つ目はなぜ必要なのですか?」 「社長が一応見たいって言ってたから」 (一応見たい情報って…行ってくれなきゃ分から・・・) これまでは、NOの時も「なぜ??????????」状態でモヤモヤしていて、 YESだったとしても何が良かったのか分からない状態でした 相手を変える事は出来ないから、自分が変わる 聞いてはいたけど腑に落ちていなかったこのセリフが落ちた日 自分が変わる方がモヤモヤするより何倍も楽だった! これでいこう! No.2に「伝え方が悪かった」と思ってもらえる事を小さく期待して 続きを読む

メモの取り方

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[メモを取らない・取っても見返さない若者が多いんです] こんな相談を受ける事がありました。 これは数年前から私も実際の現場で体験した事があります。もはやメモを持参しない人もいました(笑) 最初は確かにもはや怒りに近い「なぜ?」を抱いていましたが、そんな人が数人出てきた時に、本人に丁寧に聞いてみました。 その人は「メモを取るってした事がなくて何を書いたらいいか分からない」でした。 なるほど。 これまでの人生で、メモを取るタイミングがなかったのか。 そんな人に「ではどうやって仕事を覚えようと思っていた?」と聞くと、「それすらも分からないので、とりあえずやってみたら覚えられるのかなと・・・」 ま、そうだよね。そうなるよね。 これを聞いて「しかたないな」と思いました。 これまでの人生でメモを取るというタイミングがなかった。強制的にでも学べる機会がなかった。 その過去に対して本人も私たちはどうする事も出来ない。 出来ない事を責めるより、出来る方法を与えよう だって私の目的は「覚えてもらう事」なのだから。 【メモの取り方も知らない人】と見るのか、 【メモの取り方をまだ知らないからこれから覚える人】と見るのか。 これだけで相手に対する気持ちが変わりませんか? どこにもぶつけようのない感情を持つよりも、多少遠回りしてでも、出来る方法が明確になっている方が「自分が楽」ではないですか? 今回は、メモの取り方でしたが、教える立場になった時に「そんな事も知らないの?」と思う事があるでしょう。 そして世代が変わっていくこれからは、今まで以上にそんな場面に出会うでしょう。 その度にマイナスな思いを抱えるのか、プラスの行動を起こすのか。 感情を相手に向けず、考えてみましょう。 続きを読む

思いを伝えたければ遠回りしよう

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思いを伝えたければ遠回りしよう 部下に「言っても伝わらないんです」 良く聞く相談です。 ある方に、何を伝えたのかと聞いた所、「今月は一年で一番の商戦月なので売り上げをあげよう!と全員を集めて強く強く伝えたんです。目標金額も日ごと、週ごとに細かく設定して伝えました。月半ばで進捗が思わしくない時にも、忙しくて大変だけどみんなで頑張ろうと後押しもしました」と。 しかし結果、目標には届かなかったとう事でした。 私はこれを聞いて、伝える先に人がいる事を忘れていませんか?と思いました。 もしこれを聞いた人が、今の仕事に対して「毎日こなせばいい」程度に思っている人だとしたら。商戦月など関係なく毎月120%で売り上げを上げている人がだとしたら。 どう思いますか? へーそうなんだー。でもいつもそんな風な事言ってるなー 先月だって頑張ったのにこれ以上どうやって頑張ればいいの。 なんて思うでしょう。 でも、伝え方を変えて、 「今月は一年で一番大切な月です。なぜなら売り上げがあがる事はもちろんですが、 このタイミングにしか出会えないお客様がいるからです。 先日、お客様からの声で「本日お店に行った際に、接客してくれた方がとても親切でした。今の私には金額の折り合いがつないので、セールの時期になったらまた行きます。その際もまた同じスタッフさんに接客してもらいたいと思いました」 という声をもらいました。この声は日頃からお客様と真摯に向き合って頑張っているみなさんの姿が未来のお客様を生み出している事、純粋にセールを楽しみにしてくれているお客様がいる事が表れているなと感じました。 みなさん、毎日毎日本当にありがとう。今月は時間に追われる事が多くなるかもしれないけど、私はみんながそれでも楽しめるように頑張るから、一緒に頑張ってもらえるかな?」 と言ったらどうでしょう? ポイントは、3つ 1、私たちのやるべき事は何なのか明確にする 「会社の売り上げ」という言葉との距離感は人それぞれです。 得に社歴が浅ければこの言葉にピンと来ていません。 でも、「お客様接客」は毎日行う事です。 そしてこのタイミングにしか来ないお客様がいる。だからこの月を大切にしてほしいと伝えるんです。2、過去が今に繋がっている事を伝える 意識が高く日頃から頑張っている人に向けては、みんなの前で(名指しはしなくとも) 過去が未来に繋がっているという事を伝える。 あなたのやっている事は合っている。と認めてあげる事です。 3、感謝 居てくれる事に感謝。 人がいない事には目的は達成できないので、ただただ、居てその人なりの「仕事」をしてくれてる、しようとしてくれている事への感謝を素直な感情でトーンで伝えましょう 売り上げを上げたいという思いがあるなら、 そのまま伝えるのではなくて、理由・認める・感謝を使って、遠回りして伝えてみましょう。 続きを読む

人が居るから難しい でも人がいないと成り立たない

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「マネジメントが難しい」と相談される事があります。 どんなところが難しいのかと聞くと、簡単にまとめると、「言う事を聞いてもらえない」と言う事が多いです。 その考えが蓄積されると、スタートは「なぜ伝わらないのか」と考えていたはずなのに、いつしか「理解出来ないあの人が悪いのだ」と原因を自分以外に向けてしまいます。 ここまできてしまった時、この状況を誰が変えるのですか? 助っ人がくるのを待ちますか?それはいつ来ますか? 悪いと思った相手が考え直してくれますか?それはいつですか? もしかしたら永遠にこないかもしれない何かを待っている間、解決しようと思った問題は、問題として残ったまま。 むしろ、「解決できない問題」としてより大きな問題となって残ってしまう。 そしてこの出来事は経験としてあなたの中に蓄積されます。 でも、出来れば、プラスになった経験を積んで生きたいですよね。 ではこの出来事をプラスの経験に変えるにはどうしたらいいのか。 まずは、相手が人である事を中心におく事です。 「分かっているよ」と思うかもしれませんが、「言っても分からない人」と思っているという事は、相手が人である事への認識が薄いです。 全く違う人に何かを伝えるという事がどれほど難しい事なのか、だからこそどんな伝え方をすればいいか考える。それでも伝わらなければ、何度でも考える。 そして、誰かの為にそこまで努力している自分を「一旦」ほめてあげる。 目的は相手に伝わるまでなので「一旦」です。 自分で工夫している事はなかなか誰かに見てもらう事がないので、 誰かに認めてもらえる事も少ないですよね。 でも唯一その過程を知っているのは自分です。 次へのエネルギーチャージの為に、「一旦」自分で自分を肯定してみましょう。 続きを読む