メモの取り方
未分類[メモを取らない・取っても見返さない若者が多いんです] こんな相談を受ける事がありました。 これは数年前から私も実際の現場で体験した事があります。もはやメモを持参しない人もいました(笑) 最初は確かにもはや怒りに近い「なぜ?」を抱いていましたが、そんな人が数人出てきた時に、本人に丁寧に聞いてみました。 その人は「メモを取るってした事がなくて何を書いたらいいか分からない」でした。 なるほど。 これまでの人生で、メモを取るタイミングがなかったのか。 そんな人に「ではどうやって仕事を覚えようと思っていた?」と聞くと、「それすらも分からないので、とりあえずやってみたら覚えられるのかなと・・・」 ま、そうだよね。そうなるよね。 これを聞いて「しかたないな」と思いました。 これまでの人生でメモを取るというタイミングがなかった。強制的にでも学べる機会がなかった。 その過去に対して本人も私たちはどうする事も出来ない。 出来ない事を責めるより、出来る方法を与えよう だって私の目的は「覚えてもらう事」なのだから。 【メモの取り方も知らない人】と見るのか、 【メモの取り方をまだ知らないからこれから覚える人】と見るのか。 これだけで相手に対する気持ちが変わりませんか? どこにもぶつけようのない感情を持つよりも、多少遠回りしてでも、出来る方法が明確になっている方が「自分が楽」ではないですか? 今回は、メモの取り方でしたが、教える立場になった時に「そんな事も知らないの?」と思う事があるでしょう。 そして世代が変わっていくこれからは、今まで以上にそんな場面に出会うでしょう。 その度にマイナスな思いを抱えるのか、プラスの行動を起こすのか。 感情を相手に向けず、考えてみましょう。 続きを読む